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内装で使われる壁材の種類とは?知っておきたい特徴・メリット

内装で使われる壁材の種類とは?知っておきたい特徴・メリット
二世帯で住まう和モダン平屋住宅(DETAIL HOME(ディテールホーム))
2021.04.28

家を新築するには、たくさんのお金と時間がかかります。大きな買い物だからこそ、建材のことや間取りのことなど、情報収集もしっかりしたいものです。なるべく多くの情報を集め、自分たち家族にはどんな家が合っているのか考えることは、大切なことです。

しかし、情報量や考えることの多さに、頭が混乱してしまうこともあるでしょう。そんなときは、気分転換に内装のデザインを考えてみてはいかがでしょうか。

デザインを考えることは、建材や工法の特徴を調べたり、住宅ローンについて考えたりするよりも楽しいものです。家族みんなが納得できるデザインの家を建てれば、毎日の生活がより楽しくなります。

そこで今回は、内装にオススメの壁材を5種類紹介します。それぞれの壁材の特徴やメリット、どんなデザインの内装ができるのかを写真付きでお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

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壁材にはどんなものがある?

家を新築するとき、間取りと同じくらい頭を悩ませるのが内装のデザインです。家は人生の多くの時間を過ごす場所であり、最も落ち着ける場所といえます。だからこそ、家族みんなの好みに合ったデザインの、居心地の良い空間を作りたいものです。

そんな内装のデザインの決め手になるのが、内装で使う壁材です。壁材にはどんな種類があり、それぞれどんな特長があるのでしょうか。

種類コストメリット
壁紙クロス安い手軽でデザインの幅が広い
塗り壁高めデザイン性と機能性が高い
板張り高い自然の味わいや経年変化が楽しめる
タイル高いデザインの自由度が高い・頑丈

次からは、それぞれの壁材の特徴やメリットについて、詳しく解説していきます。どんな家を建てたいのかイメージしながら、それぞれの壁材の魅力を確認していきましょう。

壁紙クロス

壁の内装材として最も一般的なのは、壁紙クロスでしょう。何かの素材を模したものや、素材感を活かしたものを使い、安価で雰囲気の良い内装に仕上げられます。

中でもオススメなのが、次の3つの壁紙クロスです。

・ビニールクロス
・布クロス
・和紙

ビニールクロスは安価でありながら耐久性の高い内装材です。水を通さないので、汚れがついても簡単に拭き取れます。

布クロスには、木綿、麻、パルプ、ポリエステルなどの化学繊維を使ったものなどがあります。それぞれの素材感を活かし、高級感のある内装を作れるのが魅力です。

和紙の壁紙には、和紙ならではのあたたかみや深みがあります。価格こそ高いものの、ほかの素材では出せない味わいが、和紙の壁紙にはあります。

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塗り壁

落ち着きのある内装を作るなら、塗り壁がオススメです。塗り壁は日本だけでなく、世界的に見ても歴史の深い内装材です。和の装いだけでなく、欧風の内装にもオススメできます。

内装材として使われる塗り壁には、主に3種類のものがあります。

・漆喰
・珪藻土
・モルタル

漆喰はその強度から、内装から外装まで幅広く使われてきた素材です。蔵や城などの歴史的な建造物にも、漆喰はよく使われています。あたたかみのある素材感と強度が漆喰の魅力です。

珪藻土は機能性に優れた内装材です。調湿作用や消臭作用を持ち、快適な室内環境を保つのにも役立ちます。ざらりとした独特の肌触りは、「これぞ塗り壁」という感じがします。

モルタルは手ごろな価格と扱いやすさが魅力の内装材です。塗り壁の中で最も安価なので、施工費を抑えたい人にオススメできます。ホームセンターでモルタルを買い、自分で塗り直しをする人も多いので、DIYが好きな人にもオススメです。

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板張り

自然と共生する生活に憧れているなら、板張りの内装がオススメです。木材ならではのあたたかみと、1枚1枚異なる木目が、ほかの内装材では出せない味わいを醸し出してくれます。なるべく余計な加工を施さず、自然の良さを活かした「無垢材」を使えば、よりあたたかみのある内装に仕上げられるでしょう。

時間の経過とともに色合いや質感が変わっていくのも、板張りの魅力です。家族とともに成長し、歴史を重ねていく板張りの家では、我が家への愛着も一層増すというものです。

自然の木を伐り出して内装材にするため、「製品の廃盤」もありません。物をぶつけて壁に穴が開いてしまっても、ピンポイントで補修できます。

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タイル

欧風テイストが好きな人なら、タイルの内装もオススメです。壁やキッチンカウンターなどの一部分をタイルにするだけで、お部屋が一気におしゃれな雰囲気になるでしょう。

タイルの魅力は、何と言ってもデザインの自由度が高いことです。どんな色・形のタイルを、どんなパターンで組み合わせるのか、選択肢は無限大です。光沢のある質感のものからアンティークレンガのようなマットなものまで、タイルなら幅広い素材感が楽しめます。

色使いや素材感を工夫して、内装にアクセントを加えるのがオススメです。

デザインとコストのバランスが肝心

家は人生の大半を過ごす場所であり、生活の基盤となる場所です。できることなら、間取りもデザインも妥協せず、世界に1軒しかない理想の家を建てたいものです。

とはいえ、家づくりはこだわりだせばキリがありません。大切なのは、デザインとコストのバランスです。自分たち家族の好みをしっかり深掘りできれば、家族みんなが納得できるデザインを低コストで作れるでしょう。

家のデザインを考えるときは、たくさんの施工事例を見比べてみるのがオススメです。たくさんの施工事例を見比べ、いろいろなデザインに触れることで、家族の好みがわかってきます。気になる施工事例を集め、デザインのイイトコ取りをするような感覚で、これから建つ家のイメージを固めていきましょう。

この記事を書いたひと
モックハウスマガジン編集部
モックハウスマガジン編集部

モックハウスマガジンの編集部員。
家づくりの気になる疑問や、知ってほしい情報を日々お届けしています。

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